2017年03月15日

省エネ住宅とZEHの違いとは?

最近、ZEH(ゼッチ)という言葉をよく耳にする方も多いと思います。このZEHとは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略です。省エネ性能を上げつつ、エネルギーを「創り出す」ことで消費エネルギー量の収支をプラスマイナスゼロにする住宅のことを指します。
ではこのZEHですが、省エネ住宅と何が違うのでしょうか?


eco4.jpg■ZEHとは
ZEHは「高性能な住宅と効率的な設備による省エネ」と「太陽光発電による創エネ」を備えた住宅です。

消費エネルギーを削減するためには、断熱性能をアップさせて逃げてしまうエネルギーを抑えつつ、冷暖房などの効果も高めていきます。住宅の設備自体も消費電力が少ないものを使用して、少ない消費電力で最大の効果を発揮するようにします。
さらに、マイホームにおける電力の消費量を減らすため、HEMS(Home Energy Management Systemの略)を用いて、消費電力の見える化を行い、無駄な消費エネルギーを最低限に抑えます。
この省エネに併せて、太陽光発電などを活用して消費エネルギーよりも多くの発電を行ない、余った電気は売電したり蓄電池に貯めておくといった循環システムを構築する住宅がZEHの特徴です。

現在、日本は「エネルギー基本計画」において、一般家庭の住宅については2020年までにZEHの条件を満たした住宅を標準的な住宅とします。そして、2030年までに新築住宅全戸の平均でエネルギープラスマイナス0にするという目標を掲げています。
この背景には、地球温暖化ガス(CO2など)の排出量削減が地球規模での課題となっており、日本においても住宅の省エネルギー化は最重要課題のひとつと言われていることがあります。


■省エネ住宅とZEHの違いは?
それでは、従来から提案されている省エネ住宅とZEHは、どのような違いがあるのでしょうか。

基本的にZEHは省エネ住宅に含まれると考えて問題なく、一番の違いは基準の厳しさです。
従来型の省エネ住宅は「建築物省エネ法」に準じた住宅を施工することになるわけですが、この「建築物省エネ法」は建設する地域や日照条件等によって省エネに関する基準が異なります。
このため、場合によっては省エネ住宅とは呼べない住宅も省エネ住宅として施工されることがあります。

省エネ住宅を売り文句に営業している施工業者でマイホームを新築する場合、こういった省エネ基準をクリアしているかどうかをチェックしておきましょう。
特によく見ていただきたい項目は「断熱性能」です。「UA値」(外皮平均熱貫率)によって表されるもので、基準はエリアによって異なりますが、この値が小さいほど断熱性能が良いとされています。このほかにも、給湯器の省エネルギー効率、太陽光発電の発電量と変換効率などがチェック項目となります。
ただ省エネするだけではなく、消費するエネルギーより住宅でつくったエネルギーのほうが多い、もしくはプラスマイナスゼロになる住宅だけがZEHと呼べる住宅です。


■まとめ
ただエネルギーを節約するだけでなく、自分たちが使うエネルギーを作り、さらに余剰分を売ることもできるZEH。家庭にも環境にも優しく、場合によっては補助金がでることもあります。
将来の標準的な基準になることを見据えて、これから住宅を建てる方は候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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いま流行のエコ住宅とは?

近年、エコという言葉は当たり前のように使われるようになっています。
その影響を受けてよく聞くようになったエコ住宅ですが、実際にエコ住宅とはどのようなもので、どういったメリットがあるのでしょうか。
今回は、エコ住宅の説明と、住む人への魅力などについて説明致します。


eco2.jpg■エコ住宅とは
日本の住宅はどのくらいの年月を耐えることができるかご存知でしょうか。
経済成長期、20~30年が建て替え時期の目安となる建物のスペックが標準とされていました。しかし、住宅は解体時にたくさん廃材が出ますし、建て替える場合は木材など森林資源をたくさん使うことになります。これはエコロジーという観点から見ると、容認できるものではありません。こういった住宅建築のサイクルを続けていると、地球環境に大きな負荷をかけてしまうからです。

エコ住宅は、建築段階から長期間建て替えせずに済む配慮をしたり、解体しても廃材をリサイクルや再利用できる建材を選ぶといった取り組みを行って建てられた住宅を指します。もちろん、普段の生活においても環境に配慮した省エネルギー化が施されていることが条件となります。
他にも、環境に配慮しているか、自然エネルギーを活用しているかといった内容も条件となります。


■エコ住宅のメリットは?
エコ住宅はエコのために生活する人が我慢をしなければいけないという訳ではありません。光熱費などを削減しつつ、快適にも暮らせる住宅です。

石油等の化石燃料を利用して電気を作る場合、その過程でCO2が大量に排出されて環境にも悪影響を及ぼします。エコ住宅の場合、電気を太陽光で創り出すことで同じ快適さを享受でき、しかもCO2排出の削減にも貢献できるますので、これがエコ住宅の考え方であり、メリットと言えるでしょう。
構造的にも、気密性や断熱性が高いことから遮音性や耐久性も高めることができ、健康的で安心できる住環境をつくりことが可能です。


eco3.jpg■エコ住宅に関する補助金制度
エコ住宅にすれば地球環境に配慮しながら光熱費も節約できますが、メリットはそれだけではありません。
前述の太陽光発電システムを設置すれば、搭載量に応じた補助金を自治体から受け取ることができます。さらに、マイホームに太陽光発電システムを新規に導入すれば、10年間(搭載量によっては20年間)は一定の買い取り価格が保証されます。
他にも蓄電池を設置した場合、上限50万ではありますが、5万円/kWhの補助を受け取ることも可能です。国が補助を出して、普及を促しているため導入の際には知っておくといいでしょう。国と自治体の両方から補助を得ることもできることがありますが、注意して頂きたいことは、地方自治体の補助であったとしても、原資が国庫の場合もあるため、確認は必要です。


■まとめ
このように、現在の日本ではエコ住宅の建設を推奨する制度が多く導入され支援が受けやすくなっております。住む人は快適に暮らすことができ、しかも環境にも優しいのならば、エコ住宅にする意味は十分にあります。
どのようなシステムなのか、どんな設備をつけられるかなど、分からないことがございましたら是非一度、ご相談ください。

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省エネ住宅と普通の住宅との違いって?

最近、マイホームの新築やリフォームをする際、「省エネ」に注目する方が増えてきています。省エネ住宅という言葉は耳にするものの、具体的にどのような特徴があり、どのようなメリットがあるのかを理解している人は多くないかもしれません。
ここでは、そんな省エネ住宅についての概要を通常の住宅と比べつつ説明致します。

eco1.jpg■省エネ住宅とは?
住宅で暮らす中で、私達は日々の生活で冷暖房や給湯、家電製品などを使用し、常にエネルギーを消費しています。省エネ住宅は、これらの消費エネルギーを減らすように設計されています。

こういった消費エネルギーを減らすためには不便さを強いられるのでは?という懸念を持つ方もいるかもしれませんが、むしろ省エネ住宅では、主に自然エネルギーを効率的に利用するため、普通の住宅よりも快適になることが多いのです。

ちなみに日本では現在、地球温暖化の要因ともなっているCO2(二酸化炭素)を年間約12億万トン以上も排出しています。うち約1割は一般家庭からの排出と言われており、中でも冷暖房や給湯、その他家電製品を使用することで発生するCO2が大半を占めるという調査結果もあるほどです。

省エネ住宅によって、生活における消費エネルギー量を減らすことができ、CO2をはじめとする温室効果ガスの発生が抑えられるのです。それだけでなく、普通の住宅よりも快適になりつつ、地球環境に優しい未来型住宅ということもあり、注目が集まっています。

■省エネ住宅のメリットは?
省エネ住宅は普通の住宅の建築費に比べて、少し建築コストが高めです。
しかし、建てた後のランニングコストという点では、光熱費は低く抑えられますし、カビやダニの発生も抑えられるので住宅自体のメンテナンスに費用を普通の住宅に比べ節約することが出来ます。

省エネ住宅では屋根や壁、床などに断熱材が使用され、気密性も高くなるよう設計されています。外気の暑さ・寒さなど気温の変化の影響を抑えられるので、住宅内部の温度差が少なく、冷暖房費を抑えることができます。また、高気密・高断熱の効果で結露の発生を抑制し、カビやダニの発生を抑えることにもつながります。
併せて、住宅内の汚れた空気を効率的に排出する「自動換気システム」を採用すると、常に住宅内の空気を清潔に保つこともできます。

■まとめ
省エネ住宅についての基本的なご紹介と、メリットなどについてご説明してきました。
これからマイホームを建てる方や、増築やリフォームなどを検討されている方には、メリットの多い省エネ住宅はオススメです。地球環境を考えるきっかけにもなり、自然エネルギーの有効活用もできる省エネ住宅。是非選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

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