2017年08月05日

子供の成長に合わせた家づくり

kodomobeya-1.jpg家づくりを考える際、部屋の構成をどうするかというのは、非常に悩むところでしょう。その中で、お子さんが成長するにつれ、「与えたほうが良いのか…?」「与えるにしてもいつから作ろうか…」と考えるのが、子供部屋ではないでしょうか?
いつかは必ず必要とわかっていても、小学生からで良いのか?中学生からで良いのか?と、いつから用意してあげれば良いのかがわからない…。今回は、そんな子供部屋についての必要性と与える時期についてまとめました。

■子供部屋のメリット
子供に自分の部屋を与えるメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。

・管理する力、整頓する力を育てる。
子供は自分だけのスペースを与えられることで、自分の持ち物を自分で管理し、自分で整理整頓する力が育ちます。リビングなどの共用スペースだと、ついつい親が片づけてしまいますが、自分だけの部屋ができることで「自分でやらなくては」という自立した気持ちが生まれます。

・子供のプライバシーを確保する。
子供も成長するにつれ、一人になる時間やスペースが必要になってきます。そんな時、子供部屋は子どものプライバシーを確保すると同時に、他人のプライバシーを尊重するという気持ちも養うことができるのです。

■子供部屋を与える時期

では、一体いつから部屋を与えるのがよいのか。
これを決めるのが一番難しいですよね。なぜなら●歳になったらどんな子でも子供部屋を与えてOK、というわけにはいかないからです。お子さんの成長度や、性格によってベストな時期は違いますし、その見極めも難しいです。

いつ与えるのがいいのか難しいとは言いつつも、例えば3、4歳の幼稚園生の頃の持ち物は服とおもちゃくらいなので、まだ早いかもしれません。そのためランドセルや教科書、お道具セットなど、自分持ち物がぐんと増える小学校入学を機に、というご家庭も多いようです。
この時期にお子さんと話し、子供部屋を与えてみてはいかがでしょう。

また、この小学校入学の時期でもまだ早いと感じた場合、次のタイミングは中学年~高学年にさしかかる9~10歳頃がおすすめです。この頃には自立心が芽生え、自分でやりたいという気持ちが出始めるので、自分の部屋が欲しい、と自ら希望するお子さんも多いようです。


kodomobeya-2.jpg■子供部屋を与えるときの注意点

親として、子供部屋を与えるときの心配は「部屋にこもりきりになってしまわないか」「友達のたまり場になってしまわないか」「中で何をしているか把握できなくなってしまうのではないか」ということではないでしょうか。

そうならないためには、子供部屋の場所がポイントになります。
玄関から自分の部屋に直行できる位置に部屋があると、部屋への出入りに親の目が届かなくなります。それを回避するためにも可能であれば、リビングを通る位置の部屋がベストです。

また、最初にお子さんと部屋についてのルールを決めることも大切です。
パソコンやゲームは自分の部屋に置かずにリビングでやる、親に黙って友達を部屋に招き入れない、などです。
そしてルールはお子さんだけでなく、親も守りましょう。子供部屋に入る時は必ずノックをする、部屋のなかのものは勝手にいじらない、など子供のプライバシーにも配慮することで、お子さんもルールを守るようになります。

まとめ

お子さんの自立心を育て、成長を促すには効果的な子供部屋。そんな子供部屋を与えるタイミングは親御さんの考え方、お子さんの性格によって千差万別です。「お友達はもう自分の部屋をもっているから」「もう●歳だから」というような一般論でなく、お子様の成長具合によって時機を見極めるようにしましょう。

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建替えとリフォームってどちらが良いの?

refo-tate-1.jpg新築だったマイホームも、年月を重ねるにつれ少しずつ老朽化が進み、その老朽化した部分の改修が必要になります。そんな時、リフォームがよいのか立て替えがよいのか…と迷ってしまわれる方が多いようです。ここでは、建て替えとリフォームのそれぞれの特徴をご紹介します。両方のメリット・デメリットを把握し、老朽化が進んだ際に最適な選択をできるようにしましょう。


■リフォームの特徴
リフォームの一番の特徴は「家の基礎は残す」ということです。
家の基礎とは、建物の居住部分と地盤面の間にあるコンクリートなどで作られている土台の部分です。リフォームにはキッチンや浴室などの水廻りだけを直すものや、屋根や外壁だけを直す部分リフォームと、基礎以外のすべて新しくするフルリフォームがあります。
近年では、リノベーションという言葉をよく聞くと思われますが、新築時以上の性能に工事することをリノベーション、新築時と同等の性能にする工事をリフォームと分類します。


■リフォームのデメリット

リフォームの大きなメリットは2つあります。
一つ目は「住みながら直せる」という点です。家の中で使える部分は残すので、引っ越しの必要がありません。
二つ目は「工事期間が短くて済む」という点です。基礎は残っているので、居住部分だけの改修は短い期間で工事が完了します。当然費用も建て替えより安く済むことがほとんどです。

デメリットとしては、大規模リフォームだと費用がかさむ場合があることです。
いっそすべて壊して建て替えたほうがよいくらいの規模のリフォームになると、かえって工事費が高くなってしまう場合もあります。
また、基礎はそのまま生かしているため、建て替えよりも間取りの変更の自由度は狭まることになります。

refo-tate-2.jpg■建替えの特徴

次に家を解体し、基礎の部分も取り壊してすべてを新しくするのが建て替えです。
新しく家を建てることになるので、最初に家を建てた時と同様、不動産取得税、固定資産税、都市計画税や登記免許税などの税金の支払いが必要になります。


■建替えのメリット・デメリット

建替えの一番のメリットは、建物の安全性を確実に高められるという点にあります。
以前の耐震基準のままの家などでは、万が一大地震が来たときには心配ですが、建替えならば現在の耐震基準に合った安全な家に生まれ変わります。

また基礎から取り壊すので、以前の家とはまったく違う間取りに変更することが可能です。リフォームでは面倒と思われがちな水回りの設備の大移動など、ほとんどの希望をかなえることもできます。

デメリットとしては、「建て替え中は別の住居が必要になること」が挙げられます。
すべて取り壊してしまうので、家が完成するまでは別の住まいを探さなくてはなりません。
引っ越し費用もその期間の賃貸料もかかります。また一から建て直すため、工事期間もリフォームに比べて長期間になります。

そして意外な点で言えば、「昔の家の面影がなくなってしまう」ということがあります。
お子様が成長してきた家、初めて建てた家など思い入れがある場合は、その家を取り壊してしまうことを躊躇する方もいらっしゃいます。

まとめ

リフォームと建替え、どちらがいいのかは、家の傷み具合、直したい場所の数や規模によって変わってきます。安く短く済ませるつもりでリフォームにしたら、改修箇所が意外に多く、結果的に建替えより高額になってしまったということになると大変です。しっかりした事前の打ち合わせと、きちんとした見積もりが大切です。

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リビングで変わる暮らし

living-1.jpg家族が集まり、家の中心となるリビング。このリビングが使いやすく、居心地がよいほど、家の住み心地もアップします。
実際に、小物が出しっぱなしなっていたりするとリビングがごちゃついているように見えてしまいますよね。
出来る限り住みやすい過ごしやすいリビングにするために、ここでは、よりよいリビングにするための間取りの決め方、効果的な収納についてご紹介します。


■リビングの間取りの決め方 -デメリットを考える-

なぜ最初にデメリット?と思われる方も多いかもしれませんが、どんな間取りにする場合もメリットとデメリットはあります。
広い、かっこいい、などの良いところだけを見て間取りを決めると、あとで使いにくいところが出来てしまいます。ですから、あえて最初に「我が家にとってデメリットになる間取り」を考えてみましょう。そこをクリアできるリビングであれば、家族にとって使いやすい間取りとなります。

たとえばキッチンやダイニングが別々になっているリビング。
キッチンで調理している匂いや煙が届かず、お客さんが来てもキッチン内を見られなくて済むなどのメリットがあり人気です。ですがまだお子さんが小さい場合は、調理中にリビングで遊ぶお子さんをチェックできない、できたお料理をダイニングまで持っていく、食べた後に下げるのが大変、というようなデメリットがありますよね。

ライフスタイルによって生活は変わるため、生活の中心となるリビングはデメリットのない間取りを優先したいですね。


living-2.jpg■動線と家具の配置を把握する

次に重要になるのが、人が家の中でどのように動くかを考えた動線の計画。
なかでも大切なのがお母さんの家事動線です。
掃除、炊事、洗濯、お子さんの世話など、家中を動き回って行う家事は、動線が短いほどその効率がアップします。

その次に重要なのが、出かける身支度をする際の動線です。
忙しい朝に家族がぶつからないよう、動線を考えて家具を配置することが大切です。
また来客が多いお家なら、リビングに入る時にキッチンの中が見えないようにするなど、ゲストの動線も考えることをおすすめします。


■リビングの収納について -用途に合わせて小物を収納-

家族みんながくつろぐ場所なので、リビングでは家族の持ち物がどんどんたまってしまいます。
そんなときは家族ごとに持ち物を入れるボックスを用意しましょう。それだけでごちゃごちゃしているリビングもすっきりします。
お子さんのおもちゃ、お父さんの趣味の本やゲーム、お母さんのホームエステグッズなどは、カゴやボックスにそれぞれ入れ、棚などに収納するルールを作ります。戻す場所があると、意外に出しっぱなしにしなくなり、リビングはきれいな状態を保てますよ。
ちなみにボックスはフタのあるものより、オープンなタイプの方が出すのも戻すのも楽です。

■リビングで使用するものの定位置を決める
寒くなった時に使うブランケットはソファのそばに、ゲーム機はソフトとまとめてテレビボードの下に、アイロン台やソーイングセットはリビング横のすぐ取り出せる収納スペースに…。このようにリビングで必ず使うものは、使う場所のそばに定位置を作ることで、すっきり収納できます。

また郵便ポストから取り出してリビングに持ってきて、つい置きっぱなしにしてしまう手紙・チラシ類や、ちょっとした書き物に使う文房具なども、それぞれ定位置を決めることできれいに片付き、使う時も探さずに済みます。さらに、手紙・チラシのボックスは浅めのものにして、そこがいっぱいになる前にチェックして処分、という習慣をつけると貯まりにくくなります。

まとめ

家族によって、心地よいリビングの間取りは違います。まずは今の家のリビングで家族がどのようにくつろいでいるかをよく観察し、より過ごしやすくするにはどんな間取りにしたらよいかを考えましょう。

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