断熱材でキッチンの床冷えを解決

冬の朝、火を使う前のキッチンの床は冷え冷えとしていて、家の中で一番寒い場所だったりします。朝から使うところなので、できれば暖かく快適な場所にしたいですよね。
ここではキッチンが床冷えする理由とその対策についてお話します。


■キッチンの床冷えの原因
そもそも、なぜ家の中でキッチンだけが床冷えするのでしょうか?
実は住宅の断熱方法によるものであることが最も多いのです。
今までの日本の住宅は、『建てること』を一番に考えられていたため、『快適に暮らす』ことが二の次として考えられていました。そのため、『快適な暮らし』をするために必要な住宅の性能を備えていない家が多く存在していました。要するに、『断熱性能の低く快適に過ごせない家』建て続けてきたのです。そのため、日本の住宅寿命は北欧諸国と比べ圧倒的に短く、「スクラップ・アンド・ビルド」なんて揶揄されています。
前置きが長くなってしまいましたが、キッチンの足元の冷えの原因は断熱性能が低いことが原因です。
住宅の1階部分の床下に断熱材を取り付けていなかったり、取り付けられていても気密性が取れていない(隙間が多い)ため、断熱材の効果が十分に得られていないのです。
さらに、キッチンには暖房器具が無く、家の中でも端に設置される事が多いので、特に寒くなってしまうのです。
これを解消するには「家の断熱性能を上げる」ことがとても有効です。


■断熱性能を上げるためには
断熱性能を上げるために必要な断熱材にはいろいろな種類がありますが、どの断熱材においてもいえることは、『隙間なく断熱材を充填することが重要』ということです。
外気と接する床面、壁面、天井面をきちんと断熱材で被うことで、夏の厚さ、冬の寒さを防ぐことができます。
ただし、構造・工法によって、相性の良い断熱材、悪い断熱材があるのでその点は注意が必要です。
構造・工法と相性の悪い断熱材を選んでしまうと断熱性能が上がらなかったり、余計なコストがかかってしまったりします。

■まとめ
夏涼しくて冬暖かい家を造るポイントになるのが断熱方法や断熱材の種類です。毎日家族の食事を作る大切な場所であるキッチンが、冬でも快適になるというのは大きなメリットです。これからお家を建てる方は、是非この断熱方法に注目してみて下さいね。

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