杉の床

無垢フローリングについて
今回で5回目となりますが、
今回は『杉』の床について書いていきます。

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『杉』は日本古来の木材で、
古くから住宅には用いられてきました。

土足が当たり前の海外の住宅文化に対し、
靴を脱ぎ、裸足で床に上がる
日本の住宅文化において、
床材として活躍してきた『杉』は、
日本の住宅にマッチしている材料とも言えます。

そして、
私たち建築のプロから見ても
安心して使うことができる材料として知られています。

理由としては、
『杉』は国産材がほとんどで、
価格も品質も安定しているからです。

針葉樹で節も多い材料ですが、
杉のフローリング材は
死節にはパテや埋木による措置が施されているため、
裸足でも安心して歩ける床になっているのです。

最近では海外の材料も
日本向けに出荷されるものは、
死節がきちんと処理されていますが、
全部が全部というわけではないので、
私たちも仕入れの際はとても気を使います。

『杉』は、
赤と白のいろが混じった独特の色合いと木目が特徴で、
赤い部分だけの材料は高価になります。

パイン材のように節が多いのですが、
色合いが異なり、
どちらかというと『杉』のほうが
雄々しい感じです。

柔らかい素材で、
ぬくもりを感じることができ、
調湿性にも優れています。

最近人気の出てきた
『レッドシダー(米杉)』
とは違う材料になりますので、
注意してください。

ちなみに
『レッドシダー』は桧の仲間です。