省エネ住宅と普通の住宅との違いって?

最近、マイホームの新築やリフォームをする際、「省エネ」に注目する方が増えてきています。省エネ住宅という言葉は耳にするものの、具体的にどのような特徴があり、どのようなメリットがあるのかを理解している人は多くないかもしれません。
ここでは、そんな省エネ住宅についての概要を通常の住宅と比べつつ説明致します。

eco1.jpg■省エネ住宅とは?
住宅で暮らす中で、私達は日々の生活で冷暖房や給湯、家電製品などを使用し、常にエネルギーを消費しています。省エネ住宅は、これらの消費エネルギーを減らすように設計されています。

こういった消費エネルギーを減らすためには不便さを強いられるのでは?という懸念を持つ方もいるかもしれませんが、むしろ省エネ住宅では、主に自然エネルギーを効率的に利用するため、普通の住宅よりも快適になることが多いのです。

ちなみに日本では現在、地球温暖化の要因ともなっているCO2(二酸化炭素)を年間約12億万トン以上も排出しています。うち約1割は一般家庭からの排出と言われており、中でも冷暖房や給湯、その他家電製品を使用することで発生するCO2が大半を占めるという調査結果もあるほどです。

省エネ住宅によって、生活における消費エネルギー量を減らすことができ、CO2をはじめとする温室効果ガスの発生が抑えられるのです。それだけでなく、普通の住宅よりも快適になりつつ、地球環境に優しい未来型住宅ということもあり、注目が集まっています。

■省エネ住宅のメリットは?
省エネ住宅は普通の住宅の建築費に比べて、少し建築コストが高めです。
しかし、建てた後のランニングコストという点では、光熱費は低く抑えられますし、カビやダニの発生も抑えられるので住宅自体のメンテナンスに費用を普通の住宅に比べ節約することが出来ます。

省エネ住宅では屋根や壁、床などに断熱材が使用され、気密性も高くなるよう設計されています。外気の暑さ・寒さなど気温の変化の影響を抑えられるので、住宅内部の温度差が少なく、冷暖房費を抑えることができます。また、高気密・高断熱の効果で結露の発生を抑制し、カビやダニの発生を抑えることにもつながります。
併せて、住宅内の汚れた空気を効率的に排出する「自動換気システム」を採用すると、常に住宅内の空気を清潔に保つこともできます。

■まとめ
省エネ住宅についての基本的なご紹介と、メリットなどについてご説明してきました。
これからマイホームを建てる方や、増築やリフォームなどを検討されている方には、メリットの多い省エネ住宅はオススメです。地球環境を考えるきっかけにもなり、自然エネルギーの有効活用もできる省エネ住宅。是非選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

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