その2 「こんなはずじゃなかった・・・」と後悔する前に
住宅ローンは、一生のうちで一番支払っていく金額が大きいものですから、慎重に選んで決めていかないと何百万円も損そしてしまうことがあります。
例えば、
「住宅ローンを組む前に、賃貸と同じ金額の住宅ローンを払うなら、自分のものとして残るから家を買った方が得だと思い住宅を購入したのに、実際に住宅ローンの返済が始まったら思わぬ出費が多くて家計が苦しくなった」
という声をよく聞きます。
それは、住宅購入後にかかる固定資産税や都市計画税などを計算に入れずに資金計画をたててしまったことが原因です。また、ライフスタイルが変わることにより以前の生活よりも出費がかさむなどして、結局ローンのお金は家賃と同じ金額にしても、家計が苦しくなるというケースもあります。
それらのこともしっかりと見越して、住宅ローンを組む際には余裕をもって、無理のない返済計画で組んでいくことが大切です。
「家賃と同じ返済額なら返済していけるから、ローンを組んでも大丈夫だろう!」
という安易な考えで家計を圧迫してしまわないように、しっかりとした資金計画をしましょう。